桧の強さについて

薬師寺.png●日本最古の木造建築物
奈良県にある法隆寺や薬師寺の塔はヒノキを使用しており1400年経過した今でも重い建物を支え続けています。








桧1 樹齢60年前後.png●耐久性
ヒノキは伐採してから200年間は強度が強くなっていき最大で30%程度まで強度が増します。
そして1000年ぐらい経って伐採時の強度に戻っていきます。
杉などに比べると成長が遅く杉が30~40年、桧が50~60年で一人前の柱材に使える大きさになります。
成長が遅い分年輪の間隔が狭く密になり強度と耐久性に優れています。

●耐水性
ヒノキは、多くの精油を含みヒノキ風呂にも使われるほど水にも強く殺菌・殺虫効果等もあるので土台や柱に使うことで
シロアリなどを寄せ付けません。

杉1 樹齢30年前後.png●耐火性
ヒノキは、熱伝導率が低いため火を付けても表面だけが燃え中心部までは燃えないので火災などに強い優れた材料です。

●日本住宅性能評価基準
国土交通大臣が定めた住宅性能の表示に関する基準で、その内の「劣化の軽減について」の等級でヒノキは75~90年も持つことが認められている一番高いグレードの等級3を得ています。

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